映画「イニシエーション・ラブ(乾くるみ原作・堤幸彦監督)」の感想、追加分

 先日映画「イニシエーション・ラブ」の感想を書いたけど、ちょっと書き足りなかったので。

 あまり長々しく書くとネタバレになっちゃうから、フラグメント形式です。

 映画版の繭子は小説版よりストライクゾーンが広いなあ。

 この作品を映像化するヒントは、堤監督が秋元康をみて思いついたのだろうか?

 石丸さん役の木村文乃はちょっと貫禄ありすぎかも(太ってるという意味ではない)。ドコモCMやってたころの木村文乃が、ちょっと弱っちい感じでよかったなあ。あの頃の彼女なら役柄の年齢にもちょうど合うし。なんてこと思ったけどそんなこと無理だし。それに石丸さんはどちらかというと男をリードするタイプだから、あれぐらい貫禄あってちょうどいいんだろうね。

 映画をみていて、原付バイクのヘルメット着用が義務化されたのいつからだったか、気になったので調べてみたら、1986年からだった。この作品の時代設定もだいたいそれぐらい(「男女7人秋物語」の放送が1987年10月9日から)。

 一般道でのシートベルト着用義務化は1992年(平成04年)11月1日からなので、作品中で鈴木と繭子がいちいちシートベルトするのにはちょっと違和感。シートベルトの設置自体はもっと以前から義務づけられてるので、ふたりが異常に安全意識が高いだけなのかもしれない。

 バブル期には軽自動車や1.3リッターカーを毛嫌いする女性(タカビー女という)が多かったのに、軽やスターレット(しかも中古車)の助手席に嫌がらずに乗ってくれる繭子は優しい女の子なのかも。

 男はメッシー、アッシー、ミツグくんが当たり前のバブル時代に、やりたいことはちゃんとやらせてもらえたたっくんは間違いなく幸せ者だ。

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